LANXESS at a glance
ランクセスグループについて
ランクセスは、ケルンに本社を置く大手特殊化学品メーカーです。世界32 カ国に約12,600人の従業員を擁する、グローバル市場で確立された企業です。中間体、添加剤、コンシューマープロテクション製品の開発、製造、マーケティングを主な事業としています。
グループの年間売上高は約67 億ユーロ (2023年)に上ります。
日本では、3拠点で約80名の従業員が国内での事業に従事しています。
ランクセスは、3つの事業部門(アドバンスト中間体、スペシャリティアディティブス、コンシューマープロテクション)を擁し、10のビジネスユニットを通じて幅広い用途と産業分野において事業を展開しています。専門性に優れた信頼できるパートナーとして、お客様が直面する課題を解決するソリューションを提供します。
ランクセスは、お客様のご要望を重視し、進歩を促し、革新的な製品、サービス、ソリューションを信頼できる形で提供します。例えば、新しい材料を開発する際には、人工知能(AI)と連携し活用することで、お客様の開発にかかる時間を短縮することができます。ランクセスの製造、管理、物流のプロセスは、パフォーマンスを重視し、効率的に設計されています。
持続可能性と社会的責任は、事業運営の成功を支える重要な要素です。これらは、環境保護などの社会的目標を支援すると同時に、企業に効率性と競争力をもたらします。 ランクセスの製品は、電気自動車などの分野においても持続可能なソリューションを提供し、社会的目標の達成に貢献しています。
QUALITY(クオリティ)こそランクセス最大の資産
私たちはクオリティを最優先します。私たちはそれを自社だけでなく、サプライヤーやサービスプロバイダーにも求めています。つまり、ランクセスの開発と生産におけるクオリティへのこだわりは、関連するすべてのプロセスと手順に組み込まれています。これは、お客様のパートナーとして、バリューチェーン全体における信頼獲得にも繋がっています。ランクセスのグローバルネットワークにより、常に最適かつ安全にローカルサービスを提供することができます。ランクセスのプロセス管理システムは、ISO 9001 や ISO 14001 などの国際規格の認証を取得しています。
私たちの価値観
ランクセスは、一企業として、世界中の拠点において、安全、環境、社会基準を厳格に遵守する責任を負っています。持続可能性において全従業員が常に意識し、すべての主要分野で持続可能なソリューションを確立するよう努めています。レスポンシブル・ケア(Responsible Care®)やCDP(旧名称:カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)などのイニシアチブを支援し、持続可能性に優れた企業を選定するダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)やFTSE4Goodにも選出されています。
環境保護
ランクセスは2040年までにクライメイト・ニュートラル(気候中立)を実現したいと考えています。この野心的な目標の設定は、これまでに私たちが達成してきた環境保護に対するコミットメントに基づいています。パリ協定は、人と環境への悪影響を減らすために、平均気温上昇を摂氏2度未満に抑えることを目標としています。行動を起こすのが早ければ早いほど、余裕が生じます。だからこそ、私たちは直ちにこの目標に取り組み、その責任を真剣に受け止めています。ランクセスは、2004年の設立以来、自社の温室効果ガス排出量を約650万トンから約320万トン(共にCO2換算)へと半減させています。そして今、さらに持続可能な社会を目指し、次のステップへと踏み出したのです。