ランクセス、2025年通期の業績を発表
2026年は早ければ下期からの回復を見込む

  • 2025年度の連結売上高は前年比10.9%減の56億7,300万ユーロ
  • 特別項目を除くEBITDAは前年比16.9%減の5億1,000万ユーロ
  • 純有利子負債は引き続き減少
  • 約1億ユーロの追加的な恒久的コスト削減策を開始
  • 2026年通期見通し:特別項目を除くEBITDAは4億5,000万~5億5,000万ユーロ

A ドイツの特殊化学品メーカーのランクセス(LANXESS)は、2025年通期の業績を発表しました。
2025年度は、市場環境の低迷に加え、地政学的な不確実性の高い状況が続きました。その結果、連結売上高は前年比10.9 %減の56億7,300万ユーロ(前年:63億6,600万ユーロ)となりました。特別項目を除くEBITDAは前年比16.9%減の5億1,000万ユーロ(前年:6億1,400万ユーロ)となりました。特別項目を除くEBITDAマージンは9.0%(前年:9.6%)でした。

主に、ほぼすべての顧客産業における需要低迷と、それに伴う販売数量の減少が影響し、減収減益となりました。また、原材料価格の低下や一部事業におけるアジアからの価格圧力により、販売価格も下落しました。加えて、2025年4月1日に売却したウレタンシステムズ事業の収益貢献がなくなったことや、為替の影響も収益を押し下げました。

ランクセスのCEOであるマティアス・ツァハトは次のように述べています。
「2025年は化学業界全体にとって、そしてランクセスにとっても非常に厳しい一年となりました。2026年は、ドイツ政府のインフラ投資などを背景に、早ければ下半期からの回復を見込んでいます。当社としては、引き続き『コントロール可能な要素を管理する』指針で、コスト削減、プロセスの効率化、新たな市場機会の創出に注力していきます」

2026年通期については、特別項目を除くEBITDAを4億5,000万ユーロから5億5,000万ユーロと見込んでいます。

さらなるコスト削減策を実施

ランクセスは、2028年末までに年間約1億ユーロの恒久的なコスト削減を実現するため、追加施策を開始しました。この目標を実現するため、ランクセスは厳格なコスト管理を維持するとともに、施策の一環として、約550人の人員削減(うち約3分の2がドイツ)を予定しています。主に管理部門が対象となり、自然減や年齢構成の変化を活用し、社会的責任に配慮した形で実施されます。

同社はすでに2025年8月に生産ネットワークの最適化を発表しており、これにより年間約5,000万ユーロの恒久的なコスト削減を見込んでいます。これらを合わせ、2028年末までに合計約1億5,000万ユーロの構造的コスト削減を計画しています。

また短期的な施策として、人件費の抑制も実施しています。労働協約の適用社員については年末まで週35時間労働とし、管理職および協約の対象外となる社員については基本給の据え置きを行います。

なお、2023年に開始した「FORWARD!」アクションプランにより、2025年末以降、年間約1億5,000万ユーロの恒久的なコスト削減効果をすでに実現しています。

純有利子負債を削減

ランクセスは、主にウレタンシステムズ事業の売却により、純有利子負債をさらに削減しました。2025年末時点の純有利子負債は20億2,300万ユーロとなり、2024年末の23億8,100万ユーロから15.0%減少しました。

セグメント別業績

コンシューマープロテクション部門
売上高は前年比9.2%減の18億8,900万ユーロ(前年:20億8,100万ユーロ)となりました。特別項目を除くEBITDAは前年比1.4%増の2億9,000万ユーロ(前年:2億8,600万ユーロ)となりました。「FORWARD!」によるコスト削減が、販売価格の低下や需要低迷の影響を相殺しました。EBITDAマージンは15.4%(前年:13.7%)に改善しました。

スペシャリティアディティブス部門
売上高は前年比6.9%減の20億5,600万ユーロ(前年:22億900万ユーロ)となりました。特別項目を除くEBITDAは前年比11.5%減の2億100万ユーロ(前年:2億2,700万ユーロ)で、為替影響や需要低迷、設備稼働率低下により減益となりました。EBITDAマージンは9.8%(前年:10.3%)でした。

アドバンスト中間体部門
売上高は前年比8.4%減の16億5,300万ユーロ(前年:18億400万ユーロ)となりました。特別項目を除くEBITDAは前年比39.0%減の1億2,800万ユーロ(前年:2億1,000万ユーロ)と大幅減益でした。需要低迷、アジアからの競争圧力、設備稼働率の低下が収益を押し下げました。EBITDAマージンは7.7%(前年:11.6%)となりました。

 

これは、ドイツ・ケルンで319日に発表されたリリースをもとに、ランクセス株式会社が発表したものです。

この原文(英語)は、以下のURLにてご参照下さい。 http://www.press.lanxess.com

 

ランクセスについて

ランクセスは、世界32カ国で事業を展開する大手特殊化学品メーカーです。2025年の総売上は57億ユーロにのぼり、全世界の従業員数は約 11,700人です。主な事業は、中間体、添加剤、コンシューマープロテクション製品の開発、製造とマーケティングです。ランクセスは、持続可能性への取り組みが評価され、「ダウ・ジョーンズ・ベスト・イン・クラス・インデックス」、MSCI ESGISS ESGなどの格付けにおいて優れた評価を得ています。

 

ランクセスについての詳細は同社URLにてご確認下さい。

www.lanxess.co.jp

 

本件に関するお問い合わせ先:

ランクセス株式会社 コーポレートコミュニケーションズ

TEL : 03-5293-8006 FAX : 03-5219-9773

lanxess.japan@lanxess.com

 

 

 

 

 

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